私達の会社について

About Us  周防工業株式会社とは   

周防工業株式会社は故大下博光(旧姓明石博光)会長が昭和39年に明石工業所として創業致しました。

 

当社の前身となった明石工業所は当時の東大阪の中心であった布施市にありました。

明石工業所は木造2階建ての社屋で床板の隙間から階下の成型機が見えるような工場でした。

故大下会長が大事にしていた大きなシェパード数匹がいつでも事務所をうろうろしている、現在ではとても考えられない光景だったそうです。 

あかしひろみつ
創業者 明石博光 安下庄高校時代

延焼火災の後の現場検証の様子
延焼火災の後の現場検証の様子

故人が興した明石工業所は、隣家からの延焼による工場の消失やオイルショックによる経済不安等、幾多の苦難を乗り越え現在の周防工業株式会社の基礎となりました。

山口県大島郡片添ヶ浜海岸
山口県大島郡周防大島片添ケ浜海岸(山口県HPより)

 周防工業株式会社という名前は故人の出身地、山口県周防大島に由来します。

(当社のロゴにはSUHOとなっていますが、音としてはスオウとしています)

日本一美しいと言われた片添ヶ浜海岸はこの周防大島の名所となっています。

 

また、この地からハワイにたくさんの方々が移住し、起業した方が多い事も有名です。(⇒日本ハワイ移民資料館)

故人の祖父もハワイへの移住者との事ですが戦後現地での財産はアメリカ政府に没収されたと聞いています。


現在の社屋
現在の社屋

現在の社屋は2012年12月に当地に移転致しました。

移転当時に胸に抱いていた自動化設備や新製品開発への取り組みなど、計画はまだまだ実現が出来ていない部分ばかりですが一つ一つ確実にステップアップしていきたいと考えています。

私たち周防工業株式会社の強みは決して諦めない粘り強い技術開発にあると考えています。

 

現在、当社の主力商品となっている厚肉成形品は歩留まりが3割を切るような状態からのスタートで作れば作るほど損失が大きくなる難易度の高い製品でした。

それを許容できたのは当社がオーナー企業であることも一因ですが、何よりも諦めない技術スタッフの存在が一番大きいと思っています。

 

彼らの努力により当社の主力商品として胸を張れる製品群が出来たと考えています。